イラストやバナーなど、何を作るにも「図形ツール」と「ペンツール」は必須です。
使い始めはどのツールを使うか悩むかもしれませんが、この2つが使えればまずはOK!
図形は「長方形ツール」「多角形ツール」を、線は「ペンツール」「曲線ツール」を使います。
ペンツールで図形を作ることもできますが、線の長さが均等にならないためおすすめしません。
今後以下のような立体表現をするのにもかかわる基本のオブジェクトを押さえましょう。
はじめに
基本設定からアートボードの作成、保存までの流れは、以下をご確認ください。
オブジェクトを回転させたり、傾けたりしたいときは、以下が参考になります。
長方形ツールで四角を作る
最初は、長方形ツールで「長方形」と「正方形」を作成していきます。
ツールバーから長方形ツールを選択。マウスをクリックしたままドラッグします。

選択ツールで任意の場所をクリックすると、図形への選択が解除されます。長方形完成!
正方形を作るときは、Shift
キーを押しながらドラッグしてください。

ちなみにドラッグせず、クリックだけすると、数値を入力するダイアログが表示されます。
正確に作成したいときは、幅と高さを設定してOKで閉じてください。

多角形ツールで三角を作る
次に、多角形ツールで「三角形」を作成します。
長方形ツールを長押しして、多角形ツールを選択。アートボードをクリックします。
ダイアログが表示されたら、任意で半径を入力し、辺の数を「3」に変えてください。

選択ツールで任意の場所をクリックし、図形への選択を解除。これで三角形の完成です。
数値を修正するときは、図形をクリックしてダイアログを表示します。(長方形も同様)
多角形ツールは、辺の数を増やすと五角形、六角形を作ることもできます。
楕円形ツールで丸を作る
四角、三角と来たところで、図形の最後に「丸」を作っていきます。
長方形ツールを長押しして、多角形ツールを選択。マウスをクリックしたままドラッグします。
正円を作るときは、正方形と同様にShift
キーを押しながらドラッグ。

より正確に作成したいときは、アートボードをクリックして幅と高さを入力してください。

直線ツールで直線を引く
図形につづいて線を作成します。その名の通り「直線」です。
長方形ツールを長押しして、直線ツールを選択。マウスをクリックしたままドラッグします。
真っ直ぐ正確に引くときは、Shift
キーを押しながら操作すればOK。

ダイアログによる設定では、長さを入力し、任意で角度をつけることもできます。

ペンツールで直線を引く
直線ツールと同じように線を作成します。まずは「直線」から。
ペンツールを選択し、始点のアンカーポイントを打ってから、任意の位置でクリック。
Shift
キーを押しながら操作すると、直線が正確に引けますよ!Enter
キーで終了。

曲線ツールで波線を引く
今度は曲線ツールで「波線」を作成します。
始点のアンカーポイントを打ち、任意の位置で再度クリック。伸ばしたい方向にポインターを移動します。
同じ作業を繰り返すと以下のような波線が出来上がります。Esc
キーを押して完了です。

おわりに
作ったオブジェクトは、Back Space
キーや、Delete
キーで削除できます。
個別なら選択ツールで、一括ならCtrl
+A
で対象を選んでから、どちらかのキーで消します。
慣れるまで繰り返し書いて、ツールの特長や動きを覚えていきましょう。
平面の図形やパスが描けるようになったら、次は奥行きのある立方体にもぜひチャレンジを!