Photoshopのデザインデータを書き出そう!
というときに起きる「選択できない」問題。特に支給されたデータの場合は、自分で作っていない分、原因が分からないこともしばしば。
ただ、これまでの経験では、オブジェクトやパスなどの「レイヤーがロックされていた」ことが多かったように思います。
そこで役に立ったのが、レイヤーパネルにある「属性」フィルター。初期状態では「種類」と表示されている部分です。
ドロップダウンで「属性」を選んで、右側に表示されたサブメニューを「ロック済み」にすることで対象のレイヤーが抽出できます。
以下にまとめているので、画像を見ながら順を追って設定してみてください。
レイヤーパネルで属性を選択
レイヤーパネルの「種類」をクリックし、メニューから「属性」を選びます。

右側に表示されたサブメニューから「ロック済み」を選びます。

ロック済みレイヤーを解除
対象が絞られ、ロック済みのレイヤーがパネルに並びます。ロックのアイコンをクリック。

ロック済みのレイヤーがなくなりました。これで選択したレイヤーが解除されているはずです。

作業完了後は初期値に戻す
作業終了後は初期値の「種類」に戻してください。

戻していない場合、ロック済みのレイヤーなど対象がないと以下のようなエラーが表示されます。

おわりに
いかがでしたか?
これで「レイヤーが選択できない!」という問題はだいたい解決するのではと思います。
経験則になりますが、
明確なレイヤー分けがされていない。
命名ルールがない。
タイプのデザインで起こりがちでした。デザイナーとして自分も気をつけなければと思います。
問題なく書き出せるのが一番ですが、困ったときは迷わず今回のツールに頼りましょう!