ツイートへの反応といえば「いいね」「リツイート」が挙げられますね。実はこのほかにもツイートを見たり、クリックなどの成果につながった数値を「Twitterアナリティクス」で見ることができます。
具体的には「ユーザーの行動」「自分の行動」という2つの要素を管理画面上で確認できます。例えば、1ツイートあたりの反応や成果、ツイート数の増減が、グラフ、パーセンテージなどで可視化され、それらのパフォーマンスの変動を過去と比較して分析していきます。

はじめ方は簡単で、Twitterのアカウントがあれば誰でも利用できます。新たに会員登録する必要はありません。
Twitterをマーケティングに活用する個人、企業が増えています。新商品の発売や取り組みの報告など効率よく多くのユーザーに情報を拡散したいときには大変有効な方法です。
ホームを開く
Twitterアナリティクスの公式サイトにアクセスします。Twitterアカウントでログイン。

既にアクセスしたことがあれば、ツイッターのページにあるオプションからも同じように開きます。

メニュー一覧からアナリティクスを選択します。

ホーム画面は以下のように表示されます(サンプルです)。ここではひと月ごとにツイートの概要がまとめられています。

ツイートの概要は以下の4点に分けられます。
トップツイート | 最もインプレッションが得られたツイート |
トップの@ツイート | 最もエンゲージメントが得られた自分への@ツイート |
トップフォロワー | 該当月にフォローされたユーザー中で最もフォロー数が多いフォロワー |
トップのメディアツイート | 最もインプレッションが得られた画像や動画付きのツイート |
ツイートアクティビティ
ホームの隣「ツイート」メニューを開くと「ツイートアクティビティ」が開きます。ここでは各ツイートのインプレッション、エンゲージメント、エンゲージメント率を見ることができます。

用語と意味を表にまとめました。主にこの3点に注目して、仮説と検証を繰り返していきます。今後の行動を決めていく指標になりますね。
インプレッション | ユーザーがTwitterでツイートを見た回数 |
エンゲージメント | ユーザーがツイートに反応した合計回数 |
エンゲージメント率 | エンゲージメントの数をインプレッションの合計数で割って算出したもの |
Twitterにおけるエンゲージメントは、クリック、リツイート、返信、フォロー、いいねを指します。
各ツイートのアクティビティ
グラフの下にはツイートした内容が一覧表示されていて、各ツイートの横にユーザーからの反応が示されています。

また、ツイートの左下にある「ツイートアクティビティを表示」をクリックすると、エンゲージメントの詳細を確認できます。こちらはTwitterのアプリからも見られますよ!

期間を区切る
開始日と終了日を入力すると、設定した期間中のツイートに絞って分析できます。

データを出力する
ツイートアクティビティのデータはCSVでダウンロードできるので、独自に管理、運用したい場合に対応しています。

動画アクティビティ
ツイートアクティビティと同じように動画を投稿した際の反応を見ることができます。

コンバージョントラッキング
「詳細」にあるこちらのメニューは、twitter広告、コンバージョンイベントの登録があるときに使います。サイト訪問、購入、ダウンロードなどの成果(コンバージョン)を追跡(トラッキング)するコードが発行されます。

Twitter広告
フォロワー数の増加や商品サービスの認知度を上げるなど、プロモーションしていきたい方向けのサービスです。広告キャンペーンの利用は有料です。

「twitter広告を設定する」をクリックすると、目的の選択に移ります。

つづいてキャンペーンの詳細から順に支払い方法の入力やターゲットの選定をしていきます。

広告設定の詳細はここでは省きます。コミュニケーションツールとしての機能と併せて利用し、コンバージョンをアップしていきましょう!
Twitter広告には以下の3種類があります。広告設定方法はリンク先をご参考にしてください。
パフォーマンスの変動が期間ごと、アクティビティの種類ごとに表示される様子を確認しました。アプリの画面では見えてこないリアクションが期間やツイートごとに数値化されているため、アプローチの仕方を考えるきっかけになりますね。
効果をより高めたいときやユーザーから希望のアクションが得られていないときは、広告を活用して効率的に情報が届くようにしていきましょう。