【 更新 】おすすめ記事はこちら

2022年版「TortoiseGit」のインストールと日本語化【Windows】

「Git」を入れたはいいけれど、コマンドを使うのはハードルが高い・・・と感じたら、

アイコンやマウスで操作できる、GUIクライアントソフトを入れましょう!

この専用ツールを入れることで、右クリックで表示されるメニューから、コマンドと同じ操作ができるようになります。

中でも、Windowsユーザーなら「TortoiseGit(トータスギット)」がおすすめ。

初期設定ウィザードに沿って入力するだけなので、見落としたり、設定ミスでエラーが起きる心配もありません。

しかも言語パックで簡単に日本語化可能。

予め「Git」のインストール、セットアップを済ませてから作業を進めてください。

TortoiseGitとは

「TortoiseGit」は「Git」を直感的に使えるようサポートする、Windows向けのソフトフェア。

通常「Git」はツールを利用しない場合、コマンドプロンプトという黒い画面に文字を入力して操作します(CUI※)。

CUIとは

キーボードだけで操作する画面を「CUI(キャラクターユーザーインターフェース)」といいます。

処理が早く、シンプルな操作性である反面、メニューやボタンがあるようなアプリに比べると、状況がイメージしにくいという側面も。

そこで開発されたのが「GUIクライアント」で、その一つに「TortoiseGit」が含まれています。

こちらは、一般ユーザーにとっても使いやすい、グラフィカルな画面が特長。

アイコンやマウスなどで操作する形で構成されていて、簡単にコマンドと同じ操作ができるようになっています(GUI※)。

GUIとは

視覚的に分かりやすく表現した操作画面を「GUIグラフィカルユーザーインターフェース)」といいます。

この他にも「Source Tree」や「Smart Git」などの「GUIクライアント」があるので、使いやすいものを選んでください。

TortoiseGitをダウンロード

TortoiseGitの公式サイトから必要データを2点ダウンロードします。

TortoiseGitの公式サイト

まずはダウンロードメニューから「インストーラー」をダウンロードします。

ビット数はこちらの手順で確認できます。

ダウンロードページ

つづいて「言語パック」をダウンロードします。

こちらもビット数にあわせて「セットアップファイル」を選びます。

日本語の言語パック

セットアップ

インストーラを起動し「NEXT」。

セットアップウィザード

ライセンスの確認

ライセンスなどの内容を確認し「Next」。

ライセンスの確認
Information
Please read the following important information before continuing.
// インフォメーション
// 続行する前に以下の重要な情報をお読みください。

インストール先と機能を選択

インストール先のフォルダと、いっしょに入れる機能を選びます。

インストール先と機能を選択
Custom Setup
Pick an install location and which features you want.
// カスタムセットアップ
// インストール先と必要な機能を選択してください。

インストーラーのバージョンによっては、SSHクライアントの設定がこのダイアログの前に出ます。その場合は、基本的にTortoiseGitPlink,based on Putty;でOK。

インストール

設定に変更がなければ「Install」。

インストール準備完了

セットアップ完了

Run first start wizardにチェックを入れて「Finish」。

初期設定ウィザードが出たら、そのまま開いておいてください。

セットアップ完了

日本語パックをインストール

言語パックを起動して「次へ」。

日本語セットアップウィザード

すぐにインストールが始まります。

最後にConfigure TortoiseGit to use this languageにチェックを入れて「完了」。

セットアップ完了

初期設定ウィザード

「Refresh」で更新して「日本語(日本)」を選びます。

言語を日本語に設定

文章が日本語になりました。内容を確認して「次へ」。

TortoiseGitへようこそ

git.exeを設定します。基本的には変更せず「次へ」。

git.exeを設定

ユーザー情報を設定します。

こちらは追って編集できるので、チェックを入れて保留にしてもOK。

任意の名前とメールアドレスを入力し「次へ」。

ユーザー情報を設定

認証/資格情報ストアを設定します。

内容を確認して、そのまま「完了」してください。

認証/資格情報ストア

初期設定ウィザードを再実施(任意)

途中でダイアログを閉じたり、初期設定が開かなかったときは、再実施から設定します。

任意の場所で右クリックし、メニューから「TortoiseGit」>「設定」の順に進みます。

TortoiseGitから設定を開く

設定ダイアログの「全般」にある「初期設定ウィザードを再実施」をクリック。

初期設定ウィザードを再実施

これで最初に必要なセットアップは完了です。

もし言語が日本語にならないときは、同じ画面の「言語」から設定してください。

おわりに

「TortoiseGit」インストール後のダイアログで、

Configure TortoiseGit to use this languageにチェックがないとウィザードが開きません。

その場合は、設定画面から再実施して、基本的なセットアップ作業を完了してくださいね。

設定は右クリックの「TortoiseGit」か、スタートメニューの「Settings」から開きます。

使い方は、こちらの記事をご覧ください。

コマンド操作なしで簡単に扱えるので、開発が初めてという人は、ぜひ導入をおすすめします。