「WordPress 5.8」から導入された、ブロックタイプのウィジェット。
「ドラッグ&ドロップする」これまでのタイプに比べると、見た目も内容もかなり変わりました。
機能的には向上しているものの・・・
- よく使うものがまとめられた「利用できるウィジェット」がない
- ウィジェットが縦一列に並んで配置されている
など、スクロールしたり、ブロックを探していくスタイルに。
うーん、やっぱり使いにくい。
そんなときは、前の「クラシックタイプ」に戻すというのも一つの手。
プラグインなら「Classic Widgets」を、ファイルを直接編集するなら「functions.php」を使います。
どちらの方法でも、3分もかからずに反映できますよ!
プラグインで戻す
プラグインの場合は「Classic Widgets」を使います。
管理画面の「プラグイン」を開いて、「新規追加」をクリック。

キーワードに「Classic Widgets」と入力して検索します。

以下と同じものを見つけたら「今すぐインストール」でインストール。

つづけて「有効化」をクリックします。

これでクラシックウィジェットへの適用は完了です。
functionsで戻す
プラグインを入れたくない、コードが分かるという人はこちらがおすすめ。
「themes」フォルダにある、対象のテーマを選択。
├─twentytwenty ├─twentytwentyone ├─twentytwentyone-child // 子テーマを新規作成(既にある場合は不要) └─twentytwentytwo
その中にある「functions.php」に以下コードを貼り付けてください。
<?php function return_classic_widgets(){ remove_theme_support('widgets-block-editor'); } add_action('after_setup_theme', 'return_classic_widgets'); ?>
これでクラシックウィジェットへの適用は完了です。
おわりに
最近ではブロックの種類が「80種類」近くあるようで、できることもどんどん増えています。
「WordPress 5.8」で導入された、新しいブロックウィジェットもそのひとつ。
ブロックを組み合わせて、カスタマイズしたい人にはピッタリな環境です。
反対に、機能が多くて困るときは、今回のようにクラシックタイプに戻したほうが確実。
ただ、2022年1月26日にリリースされた「WordPress 5.9」の新しいテーマ「Twenty Twenty-Two」を見ると「外観」に「ウィジェット」機能が見当たらないので、
今後、さらに使い方が変わっていきそうです。
どこかの時点で、代わりの「エディター(ベータ)」に対応を切り替える必要がありますね。