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【WordPress】同じ日付が表示されないときは「the_time」で取得する

お知らせなどの記事には「投稿日時」の表示が欠かせません。

最新情報かどうかは、内容を読むか読まないかの判断材料になるくらい重要です。

そこで使いたいのは「the_time()」。投稿日時を表示してくれるテンプレートタグになります。

似たもので「the_date()」がありますが、こちらは同じ日付が非表示になる仕様。レイアウト崩れの原因になるので、使わない方が無難です。

追って解説しますが、「the_time()」は正確には「投稿時間」を出力します。

出力形式は、一般設定にある「時刻形式」に依存するので、パラメータを使わない場合は、こちらの設定が必要。

「日付形式」ではないということだけ、頭に留めておいてください。

はじめに

the_time()で出力した場合は、以下のように日付が表示されます。

// コード(ループは省略)
<?php the_time('Y/m/d'); ?><?php the_title(); ?>

// 出力結果
2022/04/01 タイトル3
2022/04/01 タイトル2
2022/04/01 タイトル1

the_date()で出力すると、日付が非表示になってしまいます。

// コード(ループは省略)
<?php the_date('Y/m/d'); ?><?php the_title(); ?>

// 出力結果
2022/04/01 タイトル3
タイトル2
タイトル1

the_timeの書き方

以下のコードで出力します。

<?php the_time(); ?> 

the_timeのパラメータ

一般設定の「時刻形式」がデフォルトの場合、日付ではなく時間が表示されます。

サイト全体に適用する予定がなければ、以下のようにパラメータで出力するのがマル。

<?php the_time('Y年m月d日'); ?> 

日付は、年をY、月をm、日をdで指定します。

値が文字列なので、シングルクォートで囲み、その中に一緒に出力したい年月日などのテキストを入れてください。

投稿日時の書き方

日づけ

投稿日の表示形式にかかわる書式をまとめました。

状況に応じて使い分けてください。

区分書式意味表示例
y2桁の数字21
Y4桁の数字2021
m2桁の数字(先頭0)01~12
n1桁か2桁の数字1~12
M3文字の形式Jan
Fフルスペル形式January
d2桁の数字(先頭0)01~31
j1桁か2桁の数字1~31
曜日D3文字の形式Mon
曜日lフルスペル形式Monday

時刻

こちらは時刻関連の表示形式をまとめています。

同じく状況に応じて使い分けてください。

区分書式意味表示例
時間帯a小文字am/pm
時間帯A大文字AM/PM
時(12時間)h2桁の数字(先頭0)01~12
時(12時間)g1桁か2桁の数字1~12
時(24時間)H2桁の数字(先頭0)01~24
時(24時間)G1桁か2桁の数字1~24
i2桁の数字(先頭0)00~59
s2桁の数字(先頭0)00~59

パラメータを指定しない場合

the_time()のパラメータを指定せずに出力したときは、「一般設定」により表示が決まります。

冒頭でお知らせした通り、the_time()は「投稿時刻」を出力するタグなので、今回編集するのは「時刻形式」。

選んだ形式と同じフォーマットで出力されます。

一般設定の時刻形式

内容を変更したら「変更を保存」をクリック。

変更を保存する

おわりに

日付と時刻の書式についての詳細は、以下公式サイトに載っています。

日付と時刻の書式についての解説

WordPress-管理画面-一般設定

一般設定にある「時刻形式」直下のリンクからも同じページにアクセスできますよ。

ブログの運用にしても、コーポレートサイトのお知らせにしても、タイトルと共に評価される部分です。

同日の投稿がないと見逃しやすい項目なので、日付は「the_time()」でと覚えましょう!

余談ですが、他にタグがないのかというと、そんなことはなく、「get_the_date()」も同じように日付を取得できます。

こちらは「echo」での出力が必要。

パラメータでフォーマットの調整と特定記事の日付取得が設定できるので、用途に合わせて検討してみてください。